また、もうひとつのメリットに、割り戻し金があるということです。これは、決算のあとに、余剰金があれば、その分が戻ってくるという仕組みになっています。また、掛け金が安いことのほかに、掛け金が一定であるということもメリットになります。
また、デメリットについては、多くの共済がそうであるように、60歳以降、高齢になったときの補償が薄いということです。民間の保険会社であれば、保障が60歳までという医療保険は、むしろ珍しく、終身で保障があるタイプに、比較的人気があるようですから、60歳以降の保障が薄いというのは、大きなデメリットになります。老後の保障とも言われる高齢になってからの保障については、病気での入院で1日１５００円しか保証がありません。これでは不安だという人にとっては、国民共済では、物足りないと感じるのではないでしょうか。
どんな
保険にも、どんな共済にも、メリットとデメリットが存在します。
保険や共済に加入するときは、メリットばかりに目をとめてもよい選び方はできませんし、逆に、デメリットばかりに目を留めても、自分にあった保障や保険を探し出すことはできません。メリットとデメリットを、両方ともよく知って、考えるのがいいでしょう。
わからないときは、ファイナンシャルプランナーに相談してみるといいでしょう。インターネットを利用すると、無料でファイナンシャルプランナーに相談できるようなものもあります。また、50社もの保険会社から一括で資料請求ができるサイトもあります。
このような便利なものを、うまく利用して、どの保険にするか、あるいは、どの共済にするかを相談してみるといいでしょう。
保険会社の医療保険と、共済の保障で、どちらにしようかと、迷う方はたくさんいることと思います。ここでは、ひとつの選択の材料として、国民共済のメリットとデメリットを、簡単にご説明したいと思います。国民共済の場合は、メリットは、まず、掛け金が非常に安いということです。もし、国民共済の保障内容で、十分満足ということであれば、この掛け金の安さの補償は、まず、民間の保険会社ではありません。掛け金の安さは、大きなメリットになります。
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